◇　エドヒガン　（江戸彼岸　別名：アズマヒガン、ウバヒガン　学名：Prunus pendula）
◎ 分 類 バラ科サクラ属　広葉樹・落葉高木
◎ 特 徴 山地に自生する。３月下旬～４月上旬葉がでる前に淡紅色まれに白色の花が２～５個散形状に咲く。花は５弁で直径２．３～３ｃｍ。果実は球形で紫黒色に熟す。
◎ 分 布 本州、四国、九州
◎ 用 途 庭木、薪炭、接ぎ木の台木

◇　ヤマザクラ　（山桜　　学名：Prunus jamasakura）
◎ 分 類 バラ科サクラ属　広葉樹・落葉高木
◎ 特 徴 日本の野生サクラの代表で、山地に広く自生し、古くから人々に愛好されている。高さ１５～２０ｍになり、樹皮は暗褐色｡新芽は赤､茶色､黄色､緑色など変異が多い｡３月下旬～４月中旬直径２．５～３．５ｃｍで白色または淡紅白色の花が散房状に２～５個咲く。花弁は５個で円形または広楕円形。果実はほぼ球形で５～６月に紫黒色に熟す。
◎ 分 布 本州（宮城・新潟県以西）、四国、九州
◎ 用 途 庭木、街路樹、盆栽、花材、建築・家具・器具・彫刻・楽器材、樹皮は細工物
（ 引用 ：　「日本の樹木」　山と渓谷社 1985 ）