タグ: スズカケノキ|記事一覧

樹種名称所在地幹囲
スズカケノキ 植野小学校のスズカケ 栃木県佐野市植上町 5m
スズカケノキ 熊谷女子高校のスズカケ 埼玉県熊谷市末広 5m
アメリカスズカケノキ 蛇沼牧場のアメリカスズカケノキ 岩手県二戸市上斗米字上野 5.2m
アメリカスズカケノキ 霞城公園のプラタナス 山形県山形市霞城町 4.55m
モミジハスズカケノキ 新宿御苑のプラタナス No1 東京都新宿区内藤町 6.6m
モミジハスズカケノキ 新宿御苑のプラタナス No2     同上 6.25m

◇ スズカケノキ (鈴掛の木、篠懸の木、学名:Platanus orientalis)
◎ 分 類 スズカケノキ科スズカケノキ属 広葉樹・落葉高木
◎ 特 徴 世界各地でよく植えられているが、日本には少ない。高さ15~35mになる。樹皮は大きくはがれ、淡緑白色のまだらになる。葉は互生し、幅10~20cmで掌状に5~7中裂する。4~5月、雄花と雌花が別々に頭状花序をつくる。
◎ 分 布 アジア西部、ヨーロッパ南東部原産
◎ 用 途 公園・街路樹

◇ アメリカスズカケノキ (学名:Palatunus occidentalis)
◎ 分 類 スズカケノキ科スズカケノキ属 広葉樹・落葉高木
◎ 特 徴 日本には明治末期に渡来し、街路樹としてよく植えられている。高さは15~20mになるが、原産地では35mになるものがある。樹皮は暗褐色で縦に割れ目が入るが、大きくはがれ落ちることはほとんどない。葉は長さ7~20cmの広卵形で掌状に3~5浅裂し、中央裂片が折れ曲がる。4月頃雄花と雌花が別々に頭状花序をつくる。
◎ 分 布 北米原産
◎ 用 途 公園・街路樹

◇ モミジバスズカケノキ (紅葉葉鈴掛の木、学名:Platanus acerifolia)
◎ 分 類 スズカケノキ科スズカケノキ属 広葉樹・落葉高木
◎ 特 徴 スズカケノキとアメリカスズカケノキの雑種でイギリスでつくられたという。スズカケノキの仲間のなかでは日本で最も多く植えられている。形態は両種の中間に近いものが多い。大きいものは高さ30mになる。樹皮は大きくはがれ落ちる。葉はアメリカスズカケノキに似ているが、切れ込みがアメリカスズカケノキより深く、中央裂片が折れ曲がることはない。花期は4~5月。
◎ 用 途 公園・街路樹
( 引用 : 「日本の樹木」 山と渓谷社 1985 )