タグ: カエデ・モミジ|記事一覧

樹種名称所在地幹囲
イタヤカエデ 北海道神宮のイタヤカエデ 北海道札幌市中央区宮ケ丘 4.3m
イタヤカエデ 薬師寺の石割楓 青森県黒石市温湯字鶴泉 6.5m
イタヤカエデ 志津のイタヤカエデ(雄株) 山形県新庄市角沢字清水 5.6m
イタヤカエデ 志津のイタヤカエデ(雌株)      同上 4m
イタヤカエデ 雲龍寺のカエデ 埼玉県秩父郡小鹿野町伊豆沢 4m
イタヤカエデ 十二神社の大かたしょ No1 新潟県魚沼市大倉 4.65m
イタヤカエデ 十二神社の大かたしょ No2     同上 4.6m
イタヤカエデ 高浪の池のイタヤカエデ 新潟県糸魚川市小滝 4.4m
イタヤカエデ 医王山のイタヤカエデ 石川県金沢市二俣町大池平 4.9m
イタヤカエデ 八坂神社のイタヤカエデ 兵庫県美方郡香美町村岡区小城 4.3m
イタヤカエデ 五輪原のイタヤカエデ 岡山県津山市加茂町倉見 5.5m
イロハモミジ 八雲神社のイロハモミジ 岩手県奥州市水沢区羽田町 4.5m
イロハモミジ 一関のイロハモミジ 岩手県一関市萩荘字舘山 4.5m
イロハモミジ 荒谷のイロハモミジ 岩手県奥州市前沢区生母 3m
イロハモミジ 賀茂神社のイロハモミジ 宮城県仙台市泉区古内字糺 3.3m
イロハモミジ 中釜戸のシダレモミジ 福島県いわき市渡辺町中釜戸 3.5m
イロハモミジ 梨久保のカエデ 茨城県日立市入四間町 4.1m
イロハモミジ 弁天様のモミジ 茨城県常陸太田市赤土町 3.7m
イロハモミジ 素鵞神社のイロハモミジ 茨城県常陸大宮市下町 3.2m
イロハモミジ 小貫のイロハモミジ 栃木県芳賀郡茂木町小貫 3.84m
イロハモミジ 足羽神社のタカオモミジ 福井県福井市足羽町1丁目 3.3m
イロハモミジ 白根町のカエデ 山梨県南アルプス市百々 4m
イロハモミジ 領家のモミジ 岐阜県郡上市大和町栗巣 5.3m
イロハモミジ 天王山の大もみじ 岐阜県恵那市上矢作町小田子 3.65m
イロハモミジ 先谷のモミジ 岐阜県関市上之保 3.6m
イロハモミジ 益山寺の大カエデ 静岡県伊豆市堀切字山田 5.15m
イロハモミジ 津島神社の七色木 愛知県豊田市市平町西 5.2m
イロハモミジ かえで橋の楓 三重県伊賀市上阿波 5.7m
イロハモミジ 小船禅燈寺のイロハモミジ 三重県熊野市紀和町小船 4.2m
イロハモミジ 延命寺の夕照モミジ 大阪府河内長野市神が丘 5m
イロハモミジ 赤埴のカエデ 奈良県宇陀市榛原赤埴 3.2m
イロハモミジ 山鹿の楓 熊本県阿蘇郡産山村山鹿 3.9m
オオモミジ 慈光寺の傘楓 岩手県久慈市大川町 2.9m
オオモミジ 浅間神社の大カエデ 群馬県高崎市倉渕町川浦丙 3m
オオモミジ 大峰高原の七色大カエデ 長野県北安曇郡池田町池田 3.25m
コミネカエデ 西善寺のコミネカエデ 埼玉県秩父郡横瀬町横瀬 3.8m
トウカエデ 境高校のトウカエデ 群馬県伊勢崎市境 3.9m
トウカエデ 浜離宮のトウカエデ No1 東京都中央区浜離宮庭園 7m
トウカエデ 浜離宮のトウカエデ No2     同上 3.5m
ベニイタヤ 山神神社のベニイタヤ 岩手県滝沢市鵜飼字姥屋敷 3.9m
ベニイタヤ 大沢のイタヤカエデ 秋田県横手市雄物川町大沢 6.7m
ヤマモミジ 菊池家のモミジ 茨城県常陸太田市小中町 4.1m

■楓・紅葉(カエデ・モミジ)
◇ イロハモミジ ( 学名:Acer palmatum ) ◎ 分 類 カエデ科カエデ属 広葉樹・落葉高木 ◎ 特 徴 低い山地に普通に見られ、また庭園などにもよく植えられる。高さは普通10~15m、大きいものは30mになる。樹皮は淡灰褐色。葉は対生し、直径4~7cmで掌状に5~7深裂する。4~5月、本年枝の先の複散房花序に直径4~6mmの暗赤色の花が垂れ下がってつく。雄花と両性花がある。
◎ 分 布 本州(福島県以西)、四国、九州
◎ 用 途 庭木、公園樹、盆栽、建築・器具材

◇ イタヤカエデ ( 板屋楓  学名:Acer mono )
◎ 分 類 カエデ科カエデ属 広葉樹・落葉高木
◎ 特 徴 山地に生え、高さ15~20m、大きいものは25mに達する。樹皮は暗灰色で、老木になると浅く裂ける。葉は対生し、直径7~15cmの扁円形で、5~7中裂または浅く裂ける。裂片の先は鋭くとがり、ふちは全縁またはわずかに少数の歯牙がある。4~5月、葉が開く前に本年枝の先に散房花序をだし、直径5~7mmの黄緑色の花を開く。雄花と両性花がある。多数の変種や品種に分類される。また、樹齢によっても変化が見られる。樹液はタバコの香料に使う。
◎ 分 布 北海道、本州、四国、九州
◎ 用 途 庭木、建築・家具・器具・楽器材、スキー、バット

◇ オオモミジ ( 大紅葉  学名:Acer palmatum var. amoenum )
◎ 分 類 カエデ科カエデ属 広葉樹・落葉高木
◎ 特 徴 イロハモミジの変種で、山地の谷間などによく生える。高さ10~13mになり、樹皮は灰褐色。イロハモミジより葉が直径7~11cmと大きく、基部は心形で、掌状に7~9裂する。裂片は楕円形または長楕円状披針形でイロハモミジより幅が広く、先端は尾状にややとがるか、急につきでる。ふちには細かくそろった歯牙がある。4~5月に開花する。
◎ 分 布 北海道、本州、四国、九州
◎ 用 途 庭木、公園樹、盆栽、建築・器具材

◇ トウカエデ ( 唐楓 学名:Acer buergerianum )
◎ 分 類 カエデ科カエデ属 広葉樹・落葉高木
◎ 特 徴 紅葉が美しく、樹勢が強いので特に街路樹としてよく植えられている。高さ約20mになる。樹皮は帯緑暗灰色で縦にはがれる。葉は長さ4~8cmで上部が3浅裂する。表面は光沢があり、裏面は帯白色。若木の葉には鋸歯がある。4~5月、本年枝の先に散房花序をだし、淡黄色の雄花と両性花をつける。
◎ 分 布 中国東南部原産
◎ 用 途 庭木、公園・街路樹、盆栽

◇ コミネカエデ ( 小峰楓 学名:Acer micranthum )
◎ 分 類 カエデ科カエデ属 広葉樹・落葉小高木
◎ 特 徴 山地に生え、高さ6~8mになる。樹皮は灰褐色でなめらか。葉は対生し、直径5~8cmで掌状にほぼ5深裂する。裂片の先は鋭くとがり、重鋸歯がある。5~6月、長さ4~7cmの総状花序に淡緑色で直径約4mmの花を開く。雌雄異株。
◎ 分 布 本州、四国、九州
◎ 用 途 庭木、器具材、練炭材
( 引用 : 「日本の樹木」 山と渓谷社 1985 )