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樹種名称所在地幹囲
ヤマガキ 柿ノ木稲荷のカキ 埼玉県児玉郡上里町神保原 3.43m
ヤマガキ 中野のカキ 山梨県南アルプス市中野 4m
ヤマガキ 奥谷の流れ柿 岡山県加賀郡吉備中央町上加茂 3.2m
ヤマガキ 川北の大柿 広島県庄原市川北町 5m
ヤマガキ 市倉のカキノキ 愛媛県西条市中野丙 3m
サイジョウガキ 陰場の西条柿 鳥取県倉吉市富海 3m
サイジョウガキ 上山のカキ 岡山県美作市上山 2.9m
サイジョウガキ 大町の西条柿 岡山県苫田郡鏡野町大町 4.5m
サイジョウガキ 大屋のサイジョウガキ 広島県庄原市西城町大屋 3.7m
サイジョウガキ 五箇野田のサイジョウガキ 広島県庄原市総領町五箇 3.1m

◇ ヤマガキ (山柿 学名:Diospyros kaki var. sylvestris )
◎ 分 類 カキノキ科カキノキ属 広葉樹・落葉高木
◎ 特 徴 山地に自生し、高さ5~15mになる。樹皮は灰褐色で縦に裂ける。葉は互生し、長さ7~15cmの広楕円形~卵状楕円形で、ふちは全縁。先端は急にとがり、表面は主脈に毛があり、裏面には褐色の毛が密生する。6月頃、葉腋に黄緑色の花をつける。雌雄同株。果実は直径4~8cmと大きく、多肉の液果で球形、卵形または扁球形をなし、熟して黄赤色となる。
◎ 分 布 本州、四国、九州
◎ 用 途 建築・器具材、庭木、食用

◇ サイジョウガキ (西条柿 )
◎ 分 類 カキノキ科カキノキ属 広葉樹・落葉高木
◎ 特 徴 東広島市の西条を原産とする柿。渋柿であるが、渋を抜くと普通の柿よりずっと甘い柿になる。果肉は緻密で柔らかく、縦に4本の溝がある。白黄色の地味な花をつけ、果実は秋に橙色に熟す。照葉の紅葉は独特の色彩がある。
◎ 分 布 中国地方
◎ 用 途 柿渋、柿の葉茶、甘柿、干し柿、家具材
( 引用 : 「日本の樹木」 山と渓谷社 1985 他)