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樹種名称所在地幹囲
ミズメ 中家のミズメ 新潟県魚沼市中家 3m
ミズメ 上津灰のミズメ 京都府綾部市睦寄町古屋 4.2m
ミズメ 藤之石のミズメザクラ 愛媛県西条市藤之石 4m

◇ ミズメ ( 水目 別名:梓(あずさ) 学名:Betula grossa )
◎ 分 類 カバノキ科カバノキ属 広葉樹・落葉高木
◎ 特 徴 山地に生え、高さ25mぐらいになる。樹皮は灰褐色または暗褐色で、はがれやすく、サクラの樹皮に似ている。葉は長さ5~10cmの卵形または狭卵形で質はやや薄い。先は短くとがり、基部は円形またはやや浅い心形。ふちには著しい重鋸歯がある。5月頃、若葉と同時に開花する。堅果は長さ約3mmの楕円形。ミズメの名は樹皮を傷つけると水のような樹液がでることによる。この樹液にはサロメチールのような強い香りがある。樹皮や材観がサクラに似ていることから、ミズメザクラ(水目桜)とも呼ばれる。
◎ 分 布 本州(関東以南)、四国
◎ 用 途 建築・家具・器具材
( 引用 : 「日本の樹木」 山と渓谷社 1985 )