益金

1.益金とは
  益金とは法人税において課税所得を増加させる収益をいいます。
  同様に、法人税において課税所得を減少させる費用(又は損失)を「損金」といいます。
  益金・損金の用語は法人税法において用いられています。
    企業会計   利益=収益-費用
    法人税法   課税所得=益金-損金

2.申告調整
  法人税の課税所得は企業会計における税引後の当期利益から算出します。
  このため申告書(別表四)にて調整計算を行います。
  一例を挙げれば次のような調整項目があります。
   (a)会計上は収益でも法人税では課税所得の増加とならないもの→ 益金不算入
    (例)受取配当金(一部)
   (b)会計上は費用でも法人税では課税所得の減少とならないもの→ 損金不算入
    (例)法人税、住民税、加算税、交際費・寄付金(一部)

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