1.流動資産とは 企業会計においては、貸借対照表の資産の部に記載される科目は ①「流動資産」 ②「固定資産」 ③「繰延資産」 に分類されます。 流動資産とは流動性のある資産又は早期に現金化される資産を意味します。 2.流動資産に区分される科目 ⅰ) 主たる営業活動の環境から生じる資産 現金、預金、受取手形、売掛金 棚卸資産 (商品、製品、仕掛品、原材料、貯贓品等) ⅱ) 1年以内に履行期が到来し、現金化されるもの 有価証券 (短期保有売買目的) 未収金、立替金、短期貸付金 ⅲ) 1年以内に費用化されるもの 前払費用、前渡金、前払金 ★ 「仮払金」は上記ⅰ~ⅲのいづれかに含まれると考えて良いでしょう。